TOTO TMJ40C3(TMJ40RV1B)【温度調節ユニット交換】浴室サーモ・シャワー水栓 温度調節(サーモスタット)不具合修理方法
TOTO TMJ40C3(TMJ40RV1B)【温度調節ユニット交換】浴室サーモ・シャワー水栓 温度調節(サーモスタット)不具合修理方法
TOTO 浴室サーモ・シャワー水栓 TMJ40C3(TMJ40RV1B)(2001-2006年)
TMJ40RV1Bは、TMJ40C3と、シャワーホース・シャワーヘッドを除く本体部分が同じ製品です。
症状
・温度調節ハンドルの動きが固い。
・ハンドルが外れてしまった。
・お湯の温度が温度調節通りに出ない。(ずっと熱い・ずっとぬるい)
使用年数15年程、以前から温度調節ハンドルの動きが固く、使い続けている内に、ハンドルの内部が破損して、外れてしまった。
原因
温度調節ハンドルは、長期間、回さないでいると、内部に水アカなどが付着し、動きがわるくなってしまいます。
動きの固いハンドルを力を込めて回し続けている内に、ハンドルの内部に負荷がかかり、破損してしまったという流れです。
内部の温度調節ユニットは、分解できるものではないので、基本、部品交換が必要になります。
また、使用年数的にもサーモスタットの劣化で、温度調節の故障も出てくる時期です。
修理部品 温度調節ユニット・ハンドル部
TOTO 温度調節ユニット TH576S
ハンドルが破損している場合
TOTO ハンドル部 TH5J0156
補足:その他修理部品、 開閉バルブ部、切替えハンドル部
切替ハンドルの水の止まりが悪い場合
TOTO 開閉バルブ部 TH577
切替ハンドルがカチカチ音がしない場合、ハンドルが破損した場合
TOTO 切替えハンドル部 THA1-1
温度調節ユニット(TH576S) 交換方法
必要工具
・マイナスドライバー
・ウォーターポンププライヤー
・温度計 (調理用などで可)
交換手順
水栓の取付脚部分を、マイナスドライバーで時計回りで止水出来ます。(左右行います。)
ハンドルは真横に引っ張る事で取り外しができます。
インデックスは、広げて取り外しが出来ます。
固定ナットは、プライヤーで回して、取り外します。
古い温度調節ユニットは、横へ引き抜く事で取り外しができますが、固着や、パッキンが効いているので固い事があります。
切り欠き部分にマイナスドライバーをかけて引き出します。
新しい温度調節ユニットを差し込みます。切り欠き部分の凹凸を合わせて、奥まで押し込みます。
注意:温度調節ユニットのスピンドル部分(中心)を回さないように注意して下さい。調節済みの温度設定がくるってしまいます。
取り外した時と、逆の手順で取付けていきます。
ハンドル部は、「はめ込み式」ですので押し込むだけで取付ができます。
ハンドルの「40」と、本体の「HとCの中心ライン」が揃う様に取付けます。
止水栓を開けて、動作確認をします。
40℃の位置で、40℃のお湯が出れば正常です。
注意:給湯器のリモコンで給湯温度を設定している場合、リモコンの給湯温度を50℃以上にしなければ、温度調節ハンドルの数値通りの温度は出ません。
作業難易度(5段階) 「2」
作業難易度は「2」です。
手順通りに作業すれば、難しくありません。
唯一、注意が必要なのは、新しい温度調節ユニットのスピンドル(中心)部分を回してしまう事です。
温度調節ユニットのスピンドルを回してしまった場合
ハンドルを40℃の位置で取付けても、40℃の温度が出ません。
温度計でお湯の温度を測り、40℃で給湯される位置で、ハンドルを取付け直しましょう。
補足:水栓本体の後継品 TOTO TBV03401J
TOTO 壁付サーモシャワー水栓 TBV03401J1
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